11月1日 『流行り神1・2・3』クリア感想6
『流行り神1・2・3パック』感想6
★『3』のざっくり感想
「本当に恐ろしいのは怪異ではなく人の心」というのは、
シリーズ通してのテーマみたいなもんだと考えていますが、
『3』は特に「家族の絆」的なものを前面に押し出していて、
しかもそれをどの話でもガッツリやるから、少々くどく感じちゃうんだよね。
その話もボリュームはあるものの
「長ければいいってもんじゃない」と思ってしまったのが正直な感想。
でも、『真』のように内容もボリュームも薄めなのもねぇ。
『1』と『2』は、この辺絶妙だったんだな。
『3』をリアルタイムで遊んだときに
このような感想を抱いたかは覚えていないのですが、
最終話の「コインロッカーベイビー」ってこんなに面白い話だったっけ?
怒涛の展開に目が離せず、「明日休みだしいいか」と夜更かしをしてしまい、
最初に見た科学ルートをクリアしたのが夜中の3時だったよ…。
こんな時間までゲームをしてしまったのは久しぶり。
壮大な展開のわりに、科学orオカルトで分岐してからは
なんかあっさりとした終わり方だなーと思ったけど、
これは道明編の『死なない死刑囚』を読んで納得。
純也たちは人魚の肉一派の末端を追い詰め、
それによってバックにいた黒幕を旧編纂室メンバーが叩き潰したという構図かな。
最終話は、風海父の視点でも見てみたかったです。『1』の蘭子編のような形で。