6月29日 「遙か7」兼続感想2
兼続個別ルートの感想つづき。
ネタバレ含むので注意。
現代世界での関ヶ原の戦いの顛末を知る五月が秀信の軍師となって、
その知識を基に岐阜城の守りを固めたり、
小早川が東軍に調略されないように根回ししたり、
異なる地点の状況を同時に把握するために防犯カメラを設置、
兵士の交代時間を正確に行うために時計を大量に持ち込みという
なかなかカオスな展開になってましたw
兼続や主人公も、神子八葉パワーで龍脈ワープを駆使し、
戦いを避けるための内容をしたためた直江状を届けたり、
本来は北で戦っているはず兼続が三成と関ヶ原で共闘と
こちらもものすごいことにw
しかし、戦いを回避できるはずだった直江状は
黒幕の手により家康激おこの内容にすり替えられて戦いが避けられなくなりました。
岐阜城と大垣城を守り抜くことで関ヶ原が戦場にならないよう善戦するも、
大垣城のほうが落ちたことにより結局関ヶ原での決戦となり、
そしてとどめに、黒幕によって小早川が東軍について西軍崩壊。
それでも、兼続と主人公は瀕死の三成を担いで戦場を離脱し、
佐和山城まで三成を運び込んで、三成の死だけは回避できたかと思いきや
ここでも黒幕がやってくれやがったよ。
リアル関ヶ原とは明らかに異なる点もいくつかありますが、
その経緯と結末を知った上で作戦を立てるという反則までやらかしてもなお、
西軍は負け、三成は死に、兼続は決死の覚悟で上杉軍を撤退させ……と
戦いの勝敗そのものは変えられなかったというのが、
兼続シナリオ最大の見どころだと個人的には思っています。
もし都合よく西軍が勝ったら、兼続シナリオは私には刺さらなかっただろう。
たぶん現代世界での関ヶ原の結末の中で悲劇を避けられたのは、
織田家と秀信だけは何とか最悪の事態を迎えずに済んだってくらいかな。