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7月25日 「遙か7」幸村感想2

「遙か7」幸村感想続き。
ネタバレにつき注意。
 
特別扱い感はぬぐえなかったけど、話自体は読み応えがあったと思います。
都合よくリアル歴史とは別の展開を迎えず、
あくまで大坂の陣で討ち死にというのはよかったです。
信念を持って戦いに挑み、本来なら討ち死にしてしまう人を
現代に連れ帰って幸せになるのは、やっぱり何か違うと思うし。
 
もっとも、そこを捻じ曲げずに結ばれる展開を考えたら、
「主人公=龍神」に行きついたのかもしれないけどさ。
 
ただ、「求められている恋愛エンディングはこれじゃないのでは?」という
モヤモヤ感もあるといっちゃあるw
信之が願っていた「家族」の形とは違うような気がするし。
 
幸村と五月が言う「主人公の幸せの形」がとても対照的で、
4章で三成を助けて幸村・兼続側のフラグを立てるルートに進んだ後、
そこでさらに幸村と五月で二者択一を迫られるのがわかった気がしました。
 
対照的といえば、宗矩もそうかもね。
この2人と違って主人公が龍神であることは作中で明かされないけど、
龍神として力を行使する主人公の運命を受け入れた幸村と、
あらゆる手を尽くして最後まで抗って幸せをつかみ取った五月と、
その剣の腕で主人公を取り戻した宗矩。
 
知らなかったとはいえ、宗矩つえーなw

 

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