8月13日 「ウマ娘」アニメ2期感想 その4
- 2021/08/13 00:00
- カテゴリー:雑記
「ウマ娘」アニメ2期感想。
「ウマ娘」は競馬のアニメなので、当然「勝ち負け」はつきもので、
勝者がいれば、その一方で必ず敗者がいます。
レースの勝者は基本的に一人なので、
残りの出走ウマ娘は必然的に敗者となるわけだけど
このアニメのいいところは、勝者側を引き立てるために
敗者側を不当に扱うことがないこと。
いやまあ、史実のレースを元にしているから当然ではあるんだけど。
勝者は素直に祝福してあげたくなるし、敗者も健闘を称えたくなるし、
スピカが負けてしまうと他のメンバーと一緒に「あーっ……」ってなるし。
前にも書いたけど、競馬の知識がほぼないので
どこまでが史実で、どこまでが演出で、どこからがifなのか
まったくわからずに見ていたけど、
少なくともレースに関しては基本的に史実を踏襲していたというのが驚きでした。
スズカさんの復帰レースはさすがにifですけど。
実際のレース結果をもとにここまでの話を作り上げるって本当にすごい。
史実から話を膨らませて、肉付けするのがうまいんだろうな。
「無双」などの歴史を題材としたゲームに通ずるものがあるのかなって思うと、
私が予想以上にはまったのもなんとなくわかる気がするし。
それに加えて、「ウマ娘」のアニメは毎回見所があって、
そして全体を通して見ても物語としての完成度が高く、
とても1クールのアニメとは思えない内容の濃さだった。
特に2期は怒涛の展開すぎて、いい意味で疲れたよ。