7月14日 「遙か7」宗矩感想2
「遙か7」宗矩クリア感想つづき。
ネタバレにつき注意。
やたらと主人公を試してくる長政や兼続と違い、
宗矩は寡黙な見た目に反して、早い段階からこちらに好意的ではあったけど、
特別親しい間柄でもなく……という微妙な距離感ではありました。
物語本編中盤~個別ルートに入ってからも
急にくっつくのではなく、そこからじわじわと距離が縮まって、
終盤はものすごくデレッデレになるので、
他のキャラに比べてここの描写がすっごい丁寧な印象がありました。
兼続はいろいろすっ飛ばして急展開な感じだったし、
長政は「自分の立場」を超えてくるようなことは基本しないから、
切なさはあってもわかりやすい糖度は控えめだし。だからこその「ふわラテ」かw
五月は「義理とはいえ、幼いころから一緒に育ってきた兄妹」なので
そもそも他のキャラとはスタート地点が全然違うから比べようがない。
長政といえば、宗矩ルートで株爆上がりじゃね?
宗矩の事情を汲んで皆には悟らせないよう気を配ったり、
打算もあったにせよ、関ヶ原の戦いにおける織田家の立ち位置を
優位な場所に持っていくために協力をしてくれたり、
さりげなく主人公と宗矩の仲を応援してくれている感じが。
あと、ちょっと気になったのが、
同じ飯縄山から分岐する大和の場合はまだ未クリアなのでわからないけど、
あれだけ鬼のターラの存在が本編に深く食い込んでいるわりに、
宗矩ルートに入らないと決着がうやむやなまま終わるってのも、
どうなのかと思ってしまった。
兼続ルートの時は確か宗矩が「一族でケリを付けた」みたいなことを
ちらっと言っていたような気がするけど、
長政や五月の時は何か言ってたかどうかも思い出せないや。
まあ、それは宗矩ルートにおけるカピタンや平島の扱いと
似たようなものなんだろうけど。